• 引越し
    引越しは絶好の断捨離・生前整理のチャンスです。多くの場合モノが捨てられずそのまま一生使わないものを新居に運び入れるのを目にします。もう着ない着物が入った桐箪笥などは代表格ですが、広い場所へ引っ越すのでない限りは処分の検討をお勧めします。もちろん思い出の品として最期まで所有しておきたい気持ちを大切にする場合もあるかと思いますので、一度考えるきっかけになればと思います。桐ダンスはメンテナンス(表面のカンナ掛けや取っ手の錆取り等)することで見違えるようになり生き返ります。また国内(や世界)の桐箪笥を必要としている方に渡す(売却)ことも十分可能です。
    その他引越しをきっかけに新しい人生を歩むため、過去を清算し新しい生活をプロデュースしてみてはいかがでしょうか。具体的な引越しの際のポイントは「昭和市場のサポート範囲」をご確認ください。
  • 家の売却・購入
    自宅の売却や、新居の購入などは人生最後の一大イベントになる場合もあります。後悔しないよう、可能な限りメリット・デメリットを理解した上で選択することが重要になります。売却の場合は決して売り急がず、1年スパンで考えることが安く買い叩かれることを防ぐポイントになります。戸建て売却の場合は単なる現状(建物付き)売却は一部の場合を除きメリットは大きくありません。不用品付きの住宅の場合は割増で費用換算され、売却額を下げられる原因になります。一般的には更地化する部分まで自己で行ったあとに売却した方がトータルではかなり得になります(解体費用も譲渡所得から控除できます)。
    新たに購入する場合は、間取りやグレードだけでなく、今後の加齢リスクを考慮した設計が重要です。いつ骨折して車いす生活になるか分からないため、車いすが通るユニバーサル設計や、そもそも骨折しないように手すりや適度なスペースを確保したり、浴室のヒートショックなどを考慮した設計にするなども健康寿命を延ばすために有効です。在宅介護ができない構造になっていると、軽度な症状でも在宅できず入院もしくは施設に入居しなければならなくなる場合もあるため、自身の体調や生活環境に応じて検討したいところです。総合的に見て適切なご提案を差し上げます。
  • 二世帯住宅化
    二世帯住宅化は親族間の理解を得にくい場合もあるものの、相続も視野に入れた上でトータルで考えると税制面ほかメリットの多い対策でもあります。ただし子の配偶者との距離も近くなるためお互いに負担感が増してしまう事もあるため、関係性は重要です。いくつかハードルがあるものの、超えられる関係性を持っているのであれば十分メリットがあります。特に小さい子供を持つ家庭は、メリットは絶大で、QoL(クォリティ・オブ・ライフ:生活の質)が大きく改善する可能性があります。
  • 家の建て替え
    住み慣れた土地から離れたくない場合は建て替えという選択肢があります。家族環境に合わせ、各部屋を広くしたり、念願の坪庭に面した浴室を実現したり、理想の生活を実現するチャンスでもあります。上記の通り二世帯化も選択肢かと思いますが、広すぎる土地の場合は分筆して半分売却し建築費用を捻出するなど様々方法があります。もちろん建て替えまでしなくても以下のようなリノベで済む場合もあるため、予算や状況と相談して総合的に判断されることをご提案差し上げます。また建て替えの場合は半年~1年ほど仮住まいが必要になるため、その間家族と生活したり、流行りの戸建て定期シェアを活用したり、長期旅行などを計画するなども有効です。
  • リノベ・リフォーム
    住宅リフォームは、一般的に構造を変えない内装変更ですが、壁紙や天井・床材を張り替えるだけでもイメージは変わります。また水回り(トイレ・キッチン・浴室)の整備も生活水準の向上に直結します。より大きな変更の場合は建て替えまでしなくてもリノベ(リノベーション)という構造変更を伴う大規模リフォームを検討しても良いかも知れません。3LDKを広い1LDKにしたり、2階建てを1階建てにしたり(減築)することで固定資産税の削減というメリットもあります。特に業者選びが重要なため、昭和市場の「リノベ・リフォーム」を参照ください。